2014年09月12日
Rebel Gel
1週間のご無沙汰でした
毎週金曜日は、「誰も知らない世界」でお楽しみください
先週のアメリカ編に続き、今週はふたたびスウェーデン編です
お約束の基本情報は、前回のブログをご参照ください
さて今回は、CD不況とアーティストの興行についてのお話し
音楽産業の斜陽化が叫ばれて久しいですが、昨年には
UniversalがEMIを統合するという信じがたい事態が
いまやUniversal、Sony、Warnerという、ひと昔前には
考えられないような3大メジャー・レーベルの時代に
いつかレコード会社が消える!?なんて日が訪れるかも
では、なぜCDは売れなくなったのでしょうか?
近年、ダウンロードの普及に加えストリーミング型の
配信サービスまで登場
レコード会社も生き残りをかけて必死のようですが
いかんせん肝心のパッケージ・ビジネスが大苦戦
ジャケット、歌詞、対訳、ライナー、帯
ボートラなんて興味なし!!
ってな人がじつは意外に多いんですよ
アイドルとかアニメ系のCDは例外ですが
アナログ・レコードやCDに慣れ親しんできたねこちゃん
としてはかなりのショックですが、これは紛れもない事実
音さえ聴ければいいじゃん!!
これじゃCDが売れないわけですよ
とはいえ、ねこちゃんなら、未発表曲追加収録という
だけで、もう即買い間違いなしなんですけど
ボートラがいい曲なんてことは滅多にありませんが
好きなバンドなら、聴きたい衝動に駆られるわけです
レコード会社は、今後もCDが欲しくなるような魅力的な
付加価値で勝負するしかないのでは
下降の一途を辿るCDセールスですが、その一方で
ベテラン・アーティストの来日公演は絶好調とのこと
おそらくバンドのほとんどの主要メンバーは還暦超え
オリジナル・ラインナップじゃないバンドも何気に多い
にもかかわらず、コンサートの集客は絶好調
「KISS」のPaul Stanleyがかつて雑誌のインタビューで
新曲なんて誰も期待していないのさ
と語ったように、ファンはバンドに対して往年の
ヒット・ナンバーがオン・パレードのライヴを期待
名作と呼ばれるアルバムを1曲目から順に演奏していく
“完全再現ライヴ”という形式のライヴもいまや定番
しかしながら、名作をリリースし、ツアーしたときの
往年の演奏力やビジュアルと現在の経年劣化した
現実とのギャップに違和感はないのでしょうか?
冷静に考えてみると、どんなに大好きなバンドでも
やはり往時の演奏力、佇まいを求めるのは所詮無理
それでもファンは、純粋にバンドのいまを感じるために
コンサートに足を運ぶのかも
先日、BURRN!編集部の藤木さんから「New Englandの
John Fannonの来日が決まったようです」とのメールが
観に行きたいけど、バンドじゃないし、弾き語りじゃ
Mellotronもないし、正直、がっかりしたくないし
借金してでも行くべきか否か、葛藤するねこちゃん
8月15日にマサチューセッツの「The Regent Theatre」で
行なわれた「New England」のリユニオン・ライヴでは
なんと新曲「I Know There's Something Here」も披露
日比谷野音で毎年行なわれているプログレ・フェスに
「New England」が出演するらしいという噂も
これがほんとうなら、かつて「New England」の担当
ディレクターとして再発CD化を実現させたねこちゃん
これはもう絶対に観に行くしかないですね
何年経とうが、やっぱり好きなものは好き!!
これってもしかしたら興行が好調な理由かもね
そりゃ~絶好調なわけですよ
というわけで今週ご紹介するのは、スウェーデンは
グレッベスター出身のメロディック・ロックの精鋭
4人組「Rebel Gel」です
元「Million」のギタリストAndreas Grovleを中心に
結成され、2011年に1st『If You Believe』でデビュー
敢えて例えるなら、「Last Autumn's Dream」の1stに
限りなく近い、哀愁のメロディック・ロックを展開
Andy Malecekを思わせる抒情ギター・ソロが随所で
炸裂する、すべてのメロディック・ロック・ファン垂涎の
超強力盤と言っても過言ではありません
とはいえ、最近リリースされた2nd『Is It A Sin』は
極端に哀メロ度が低下し、超がっかりのねこちゃん
1stの内容が超絶良すぎたので、過剰な期待が裏目に
よくあることですが、1stにすべてを注ぎ過ぎたのかも
ラインナップは下記の通りです
・Jon Grovle(Vo)
・Andreas Grovle(G)
・Tomas Reinerson(B)
・Jonny Edvardsson(Ds)
楽曲のクォリティ、演奏力ともに素晴らしく、本作が
日本未発売なのが、いまだに信じられないねこちゃん
LADのファンなら間違いなく気に入るはず
収録曲すべてがほんとうに素晴らしく、選曲でかなり
苦労したねこちゃん
今日お届けするのは、もちろん『If You Believe』から
珠玉のメロディック・チューン「Nothing」です
この1曲のためにアルバムを買っても損はないと断言します
「音楽」はひとの心を豊かにしてくれる魔法です
「音楽」で世界中の人々の心がひとつになれますように
このブログは世界中から絶品のメロディック・ロックを厳選して
毎週金曜日にお届けしていきますので、どうぞご期待ください
See you next Friday!!
Keep on rockin'!!


「Rebel Gel / Nothing」
『Rebel Gel / If You Believe』

再結成New England


「New England / I Know There's Something Here」
伊藤政則FM FUJI ROCKADOM(日曜日にお引越し)
大貫憲章スペシャルブログBOOBEE
FM横浜「キャプテン和田のRock Drive」

毎週金曜日は、「誰も知らない世界」でお楽しみください

先週のアメリカ編に続き、今週はふたたびスウェーデン編です

お約束の基本情報は、前回のブログをご参照ください

さて今回は、CD不況とアーティストの興行についてのお話し

音楽産業の斜陽化が叫ばれて久しいですが、昨年には
UniversalがEMIを統合するという信じがたい事態が

いまやUniversal、Sony、Warnerという、ひと昔前には
考えられないような3大メジャー・レーベルの時代に

いつかレコード会社が消える!?なんて日が訪れるかも

では、なぜCDは売れなくなったのでしょうか?
近年、ダウンロードの普及に加えストリーミング型の
配信サービスまで登場

レコード会社も生き残りをかけて必死のようですが
いかんせん肝心のパッケージ・ビジネスが大苦戦

ジャケット、歌詞、対訳、ライナー、帯
ボートラなんて興味なし!!
ってな人がじつは意外に多いんですよ

アイドルとかアニメ系のCDは例外ですが

アナログ・レコードやCDに慣れ親しんできたねこちゃん
としてはかなりのショックですが、これは紛れもない事実

音さえ聴ければいいじゃん!!
これじゃCDが売れないわけですよ

とはいえ、ねこちゃんなら、未発表曲追加収録という
だけで、もう即買い間違いなしなんですけど

ボートラがいい曲なんてことは滅多にありませんが

好きなバンドなら、聴きたい衝動に駆られるわけです

レコード会社は、今後もCDが欲しくなるような魅力的な
付加価値で勝負するしかないのでは

下降の一途を辿るCDセールスですが、その一方で
ベテラン・アーティストの来日公演は絶好調とのこと

おそらくバンドのほとんどの主要メンバーは還暦超え

オリジナル・ラインナップじゃないバンドも何気に多い

にもかかわらず、コンサートの集客は絶好調

「KISS」のPaul Stanleyがかつて雑誌のインタビューで
新曲なんて誰も期待していないのさ
と語ったように、ファンはバンドに対して往年の
ヒット・ナンバーがオン・パレードのライヴを期待

名作と呼ばれるアルバムを1曲目から順に演奏していく
“完全再現ライヴ”という形式のライヴもいまや定番

しかしながら、名作をリリースし、ツアーしたときの
往年の演奏力やビジュアルと現在の経年劣化した
現実とのギャップに違和感はないのでしょうか?
冷静に考えてみると、どんなに大好きなバンドでも
やはり往時の演奏力、佇まいを求めるのは所詮無理

それでもファンは、純粋にバンドのいまを感じるために
コンサートに足を運ぶのかも

先日、BURRN!編集部の藤木さんから「New Englandの
John Fannonの来日が決まったようです」とのメールが

観に行きたいけど、バンドじゃないし、弾き語りじゃ
Mellotronもないし、正直、がっかりしたくないし

借金してでも行くべきか否か、葛藤するねこちゃん

8月15日にマサチューセッツの「The Regent Theatre」で
行なわれた「New England」のリユニオン・ライヴでは
なんと新曲「I Know There's Something Here」も披露

日比谷野音で毎年行なわれているプログレ・フェスに
「New England」が出演するらしいという噂も

これがほんとうなら、かつて「New England」の担当
ディレクターとして再発CD化を実現させたねこちゃん

これはもう絶対に観に行くしかないですね

何年経とうが、やっぱり好きなものは好き!!
これってもしかしたら興行が好調な理由かもね

そりゃ~絶好調なわけですよ

というわけで今週ご紹介するのは、スウェーデンは
グレッベスター出身のメロディック・ロックの精鋭
4人組「Rebel Gel」です

元「Million」のギタリストAndreas Grovleを中心に
結成され、2011年に1st『If You Believe』でデビュー

敢えて例えるなら、「Last Autumn's Dream」の1stに
限りなく近い、哀愁のメロディック・ロックを展開

Andy Malecekを思わせる抒情ギター・ソロが随所で
炸裂する、すべてのメロディック・ロック・ファン垂涎の
超強力盤と言っても過言ではありません

とはいえ、最近リリースされた2nd『Is It A Sin』は
極端に哀メロ度が低下し、超がっかりのねこちゃん

1stの内容が超絶良すぎたので、過剰な期待が裏目に

よくあることですが、1stにすべてを注ぎ過ぎたのかも

ラインナップは下記の通りです

・Jon Grovle(Vo)
・Andreas Grovle(G)
・Tomas Reinerson(B)
・Jonny Edvardsson(Ds)
楽曲のクォリティ、演奏力ともに素晴らしく、本作が
日本未発売なのが、いまだに信じられないねこちゃん

LADのファンなら間違いなく気に入るはず

収録曲すべてがほんとうに素晴らしく、選曲でかなり
苦労したねこちゃん

今日お届けするのは、もちろん『If You Believe』から
珠玉のメロディック・チューン「Nothing」です

この1曲のためにアルバムを買っても損はないと断言します

「音楽」はひとの心を豊かにしてくれる魔法です

「音楽」で世界中の人々の心がひとつになれますように

このブログは世界中から絶品のメロディック・ロックを厳選して
毎週金曜日にお届けしていきますので、どうぞご期待ください

See you next Friday!!
Keep on rockin'!!


「Rebel Gel / Nothing」
『Rebel Gel / If You Believe』

再結成New England


「New England / I Know There's Something Here」
伊藤政則FM FUJI ROCKADOM(日曜日にお引越し)
大貫憲章スペシャルブログBOOBEE
FM横浜「キャプテン和田のRock Drive」