2014年08月15日
Экзистенция
1週間のご無沙汰でした
毎週金曜日は、「誰も知らない世界」でお楽しみください
先週のオーストラリア編に続き、今週はふたたびウクライナ編です
お約束の基本情報は、前回のブログをご参照ください
さて今回も、先週に引き続き、ねこちゃんが再発CD化を
心待ちにしているメロディック・ロック作品のご紹介です
今週は、海外編をお届けします
いまやほとんどのレア盤がCD化され、貴重盤の数々が
リーズナブルな価格で入手できるという、ひと昔前では
考えられないありがたい時代に
そんな昨今ですが、いまだにCD化されていないレア盤から
ねこちゃんのセレクトによる3枚をご紹介
まずは「Travis」から
かつて音専誌の編集部で紙ジャケットCDの制作・宣伝に
携わったねこちゃん
なかでもBlack Sabbathシリーズは天下一品の出来栄え
フェイヴァリット・ドラマーのSimon Phillipsの若き日の
プレイが聴けるレア盤『Chopyn / Grand Slam』も担当
ねこちゃんのお気に入りの1枚だったイギリスが誇る
プログレッシヴ・ロックの秘宝「Strange Days」
その1975年の唯一作『9 Parts To The Wind』も担当
その中心人物Graham Ward、Phil Walmanのふたりが
のちに「Liar」を結成するPaul Travisと結成したのが
「Strange Days」の前身バンド「Travis」です
1972年にリリースされた唯一作『Shine On Me』は
Mellotronをフィーチュアした楽曲も多く、プログレ・
ファンからの人気も高いメロディック・ロックの傑作
入手困難のため、ネット・オークションでは結構な高値
ねこちゃんも含めたMellotron愛好家が、再発CD化を
心待ちにしている1枚といえるのではないでしょうか
つぎにご紹介するのは「Patrick Bernard」です
フランス出身のシンガー・ソングライターによる
プログレッシヴ・ロック志向の強い、1980年に
リリースされた知られざる名盤『Exil』
抒情的でドラマティックなナンバーが多いことに加え
ほぼ全曲にMellotronを大フィーチュア
フランス盤とカナダ盤が存在し、曲順や収録曲が一部
異なるという、マニア泣かせの1枚
オリジナルの「誰も知らない世界」でもこのアルバムを
イラストが美し過ぎるカナダ盤でご紹介しました
CD化の際は、コンプリート盤を期待したいものです
そして、最後にご紹介するのは「White Wing」です
オリジナルの「誰も知らない世界」ではおなじみの
謎のレーベル「ASI」
「Axe」の前身「Babyface」をはじめ、「Cain」「Judd」
「Krisendale」などの知られざる名盤を数多く輩出した
ミネアポリスを拠点とする超マイナー・レーベル
所属するバンドの最大の魅力は、どの作品にも必ずと
いっていいほどフィーチュアされているMellotron
もしかしたら、この「ASI Records」のスタジオには
Mellotronが常設されてたんじゃねぇ~か
なんて政則さんと当時盛り上がったものです
その「ASI」から1975年にリリースされたトップクラスの
Mellotron含有率を誇るメロディック・ロックの傑作
紛らわしいですが、あのJohn Wettonのじゃないほうの
アメリカの「Asia」の前身、それが「White Wing」です
CD化を待ち望んでいるMellotron愛好家も多いのでは
このブログをご覧のメロディック・ロック・マニアなら
絶対にはずせないマスト・アイテムばかり
3枚とも祈・再発CD化!!
ちなみに次点は、カナダの「Michel Le Francois」の
1979年にリリースされたシンフォニック・ロックの名作
『Sur La Terre Comme Au Ciel』です
ファンタジックなアートワークも人気のMellotron名盤
もう1枚忘れてはならないのが、ねこちゃんの敬愛する
フェイヴァリット・シンガー「Fergie Frederiksen」のソロ
Arrival Recordsというマイナー・レーベルから1980年に
David London名義で、なぜか欧州のみでリリースされた
マニア垂涎の幻のソロ・アルバム『David London』です
そのFergieがこの世を去ってしまったことが、いまだに
信じられないねこちゃん
ひとりでも多くのメロディック・ロック・ファンにこの
素晴らしいアルバムを聴いてほしいものです
というわけで今週ご紹介するのは、政情不安で揺れている
ウクライナ出身のメロディック・ロック・シーン期待の超新星
5人組「Экзистенция」のミニ・アルバム『 Люди и Боги』
バンド名の英表記は「Ekzistencia」、英語の「Existence」
アルバム・タイトルは「Humans And Gods」という意味
2008年にデビュー作『The Storm Master』をリリース
ラインナップは下記の通りです
・Aleksey Prasolov(Ds)
・Viktor Gabelko(B)
・Konstantin Zhukov(G)
・Olga Avdeyeva-Prasolov(Key)
・Sergey Brikov(Vo)
初期「Europe」+初期「Sonata Arctica」
彼らのサウンドを敢えて例えるなら、まさにそんな感じ
このバンドの最大の魅力は、なんといっても臆せず
ロシア語で歌うSergeyの声質、表現力豊かな歌唱力
演奏もタイトかつダイナミックで、非の打ちどころなし
いまからセカンド・アルバムの完成が楽しみです
レコード会社による争奪戦の行方も気になるねこちゃん
今日お届けするのは、驚愕の最新ミニ・アルバムの
『Humans And Gods』から圧巻のメロディック・ナンバー
「Wanderer」です
この1曲のために本作を買っても損はないと断言します
「音楽」はひとの心を豊かにしてくれる魔法です
「音楽」で世界中の人々の心がひとつになれますように
このブログは世界中から絶品のメロディック・ロックを厳選して
毎週金曜日にお届けしていきますので、どうぞご期待ください
See you next Friday!!
Keep on rockin'!!


「Ekzistencia / Wanderer」
最新ミニ・アルバム『Ekzistencia / Humans And Gods』

『Travis / Shine On Me』

『Patrick Bernard / Exil』 カナダ盤

フランス盤

『White Wing』

『Michel Le Francois / Sur La Terre Comme Au Ciel』

『David London』

Ekzistencia Official Site
伊藤政則FM FUJI ROCKADOM(日曜日にお引越し)
大貫憲章スペシャルブログBOOBEE
FM横浜「キャプテン和田のRock Drive」

毎週金曜日は、「誰も知らない世界」でお楽しみください

先週のオーストラリア編に続き、今週はふたたびウクライナ編です

お約束の基本情報は、前回のブログをご参照ください

さて今回も、先週に引き続き、ねこちゃんが再発CD化を
心待ちにしているメロディック・ロック作品のご紹介です

今週は、海外編をお届けします

いまやほとんどのレア盤がCD化され、貴重盤の数々が
リーズナブルな価格で入手できるという、ひと昔前では
考えられないありがたい時代に

そんな昨今ですが、いまだにCD化されていないレア盤から
ねこちゃんのセレクトによる3枚をご紹介

まずは「Travis」から

かつて音専誌の編集部で紙ジャケットCDの制作・宣伝に
携わったねこちゃん

なかでもBlack Sabbathシリーズは天下一品の出来栄え

フェイヴァリット・ドラマーのSimon Phillipsの若き日の
プレイが聴けるレア盤『Chopyn / Grand Slam』も担当

ねこちゃんのお気に入りの1枚だったイギリスが誇る
プログレッシヴ・ロックの秘宝「Strange Days」

その1975年の唯一作『9 Parts To The Wind』も担当

その中心人物Graham Ward、Phil Walmanのふたりが
のちに「Liar」を結成するPaul Travisと結成したのが
「Strange Days」の前身バンド「Travis」です

1972年にリリースされた唯一作『Shine On Me』は
Mellotronをフィーチュアした楽曲も多く、プログレ・
ファンからの人気も高いメロディック・ロックの傑作

入手困難のため、ネット・オークションでは結構な高値

ねこちゃんも含めたMellotron愛好家が、再発CD化を
心待ちにしている1枚といえるのではないでしょうか

つぎにご紹介するのは「Patrick Bernard」です

フランス出身のシンガー・ソングライターによる
プログレッシヴ・ロック志向の強い、1980年に
リリースされた知られざる名盤『Exil』

抒情的でドラマティックなナンバーが多いことに加え
ほぼ全曲にMellotronを大フィーチュア

フランス盤とカナダ盤が存在し、曲順や収録曲が一部
異なるという、マニア泣かせの1枚

オリジナルの「誰も知らない世界」でもこのアルバムを
イラストが美し過ぎるカナダ盤でご紹介しました

CD化の際は、コンプリート盤を期待したいものです

そして、最後にご紹介するのは「White Wing」です

オリジナルの「誰も知らない世界」ではおなじみの
謎のレーベル「ASI」

「Axe」の前身「Babyface」をはじめ、「Cain」「Judd」
「Krisendale」などの知られざる名盤を数多く輩出した
ミネアポリスを拠点とする超マイナー・レーベル

所属するバンドの最大の魅力は、どの作品にも必ずと
いっていいほどフィーチュアされているMellotron

もしかしたら、この「ASI Records」のスタジオには
Mellotronが常設されてたんじゃねぇ~か
なんて政則さんと当時盛り上がったものです

その「ASI」から1975年にリリースされたトップクラスの
Mellotron含有率を誇るメロディック・ロックの傑作

紛らわしいですが、あのJohn Wettonのじゃないほうの
アメリカの「Asia」の前身、それが「White Wing」です

CD化を待ち望んでいるMellotron愛好家も多いのでは
このブログをご覧のメロディック・ロック・マニアなら
絶対にはずせないマスト・アイテムばかり

3枚とも祈・再発CD化!!
ちなみに次点は、カナダの「Michel Le Francois」の
1979年にリリースされたシンフォニック・ロックの名作
『Sur La Terre Comme Au Ciel』です

ファンタジックなアートワークも人気のMellotron名盤

もう1枚忘れてはならないのが、ねこちゃんの敬愛する
フェイヴァリット・シンガー「Fergie Frederiksen」のソロ

Arrival Recordsというマイナー・レーベルから1980年に
David London名義で、なぜか欧州のみでリリースされた
マニア垂涎の幻のソロ・アルバム『David London』です

そのFergieがこの世を去ってしまったことが、いまだに
信じられないねこちゃん

ひとりでも多くのメロディック・ロック・ファンにこの
素晴らしいアルバムを聴いてほしいものです

というわけで今週ご紹介するのは、政情不安で揺れている
ウクライナ出身のメロディック・ロック・シーン期待の超新星
5人組「Экзистенция」のミニ・アルバム『 Люди и Боги』

バンド名の英表記は「Ekzistencia」、英語の「Existence」

アルバム・タイトルは「Humans And Gods」という意味

2008年にデビュー作『The Storm Master』をリリース

ラインナップは下記の通りです

・Aleksey Prasolov(Ds)
・Viktor Gabelko(B)
・Konstantin Zhukov(G)
・Olga Avdeyeva-Prasolov(Key)
・Sergey Brikov(Vo)
初期「Europe」+初期「Sonata Arctica」
彼らのサウンドを敢えて例えるなら、まさにそんな感じ

このバンドの最大の魅力は、なんといっても臆せず
ロシア語で歌うSergeyの声質、表現力豊かな歌唱力

演奏もタイトかつダイナミックで、非の打ちどころなし

いまからセカンド・アルバムの完成が楽しみです

レコード会社による争奪戦の行方も気になるねこちゃん

今日お届けするのは、驚愕の最新ミニ・アルバムの
『Humans And Gods』から圧巻のメロディック・ナンバー
「Wanderer」です

この1曲のために本作を買っても損はないと断言します

「音楽」はひとの心を豊かにしてくれる魔法です

「音楽」で世界中の人々の心がひとつになれますように

このブログは世界中から絶品のメロディック・ロックを厳選して
毎週金曜日にお届けしていきますので、どうぞご期待ください

See you next Friday!!
Keep on rockin'!!


「Ekzistencia / Wanderer」
最新ミニ・アルバム『Ekzistencia / Humans And Gods』

『Travis / Shine On Me』

『Patrick Bernard / Exil』 カナダ盤

フランス盤

『White Wing』

『Michel Le Francois / Sur La Terre Comme Au Ciel』

『David London』

Ekzistencia Official Site
伊藤政則FM FUJI ROCKADOM(日曜日にお引越し)
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FM横浜「キャプテン和田のRock Drive」