2015年07月03日
Heliopolis
1週間のご無沙汰でした
毎週金曜日は、「誰も知らない世界」でお楽しみください
先週のイギリス編に続き、今週はアメリカ編をお届けします
お約束の基本情報は、前回のブログをご参照ください
さて、今週オレっちがお届けするブログのキーワードは
ズバリ“YESの遺伝子!?”だニャン!!
最新ニュースとともに選りすぐりの取って置きの
音源を新旧織り交ぜてまとめて大特集!!
とはいえ、そこはやっぱり「ねこちゃんの部屋」
ほかでは聴けないような音源をドドーンとご紹介!!
まずはじめは、あまりにも悲しすぎるこの訃報から
あの「YES」の唯一のオリジナル・メンバーであり
孤高のベーシストChris Squireが白血病のため逝去
享年67歳って、マジで若すぎるニャン

先週のブログで「YES」の名作『Fragile』の幻の
“No Boat”盤の話題で盛りあがったばかりなのに
8月7日からスタートする北米ツアーは、代役として
Chrisと親交が深く、まるで弟か息子!?のように
可愛いがられていた愛弟子Billy Sherwoodが参加
愛器リッケンバッカー4001をバキバキと音を立て
ながら弾きまくる勇姿がもう2度と観れないなんて
今日のブログは“Tribute To Chris Squire”として
在りし日のChrisを偲びたいと思います
1966年に結成されたChrisの音楽的原点「The Syn」
1967年に解散後、Peter BanksとChrisが揃って参加
したのが「YES」の前身「Mabel Greer's Toyshop」
ラインナップは下記の通り
・Clive Bayley(Vo)
・Peter Banks(G)
・Chris Squire(B)
・Bob Hagger(Ds)
1968年にシンガーがJon Andersonに、ドラマーが
Bill Brufordに交代し、キーボードにTony Kayeを
迎え、バンド名も「YES」に変更
ここに伝説のスーパー・グループが誕生!!
サウンドは、これぞまさに“Pre-YES”
もうすでにChris独特の硬質なベースが確立!!
曲は、Chrisのベースがバキバキ!?に唸りまくる
圧巻のナンバー「Jeanetta」

Chrisのソロ・アルバムは意外にも1975年にリリース
された名作『Fish Out Of Water』のみ
この辺を紹介しても「ねこちゃんの部屋」らしくない!?
ということで、続いては、ほとんど未紹介の1981年に
リリースされたChrisとAlan Whiteの2人による幻の
クリスマス・シングル「Run With The Fox」
これがまた「YES」がメロハーを演ってる!?ってな感じの
珠玉のメロディック・ロック・ナンバー!!
Chrisのベースもバキバキのブリブリ!?
はじめて聴くかたも意外に多いのでは!?

ここからは、「YES」の遺伝子を継承するバンドを
新旧織り交ぜてご紹介
まずはリリースされたばかりの最新アルバムから
先日のブログでご紹介した再結成「Cherry Five」
その後身バンドである「Goblin」から派生した噂の
イタリアン・シンフォの精鋭5人組「Goblin Rebirth」
ラインナップは下記の通り
・Giacomo Anselmi(G)
・Fabio Pignatelli(B)
・Aidan Zammit(Key)
・Danilo Cherni(Key)
・Agostino Marangolo(Ds)
本作にはまるで「King Crimson」にChrisが加入した
かのような超強力なナンバーが!!
これがまた凄いのなんのって
曲は、彼らの最新作からChrisを想起させるベースが
唸りをあげる圧巻のナンバー「Evil In The Machine」

続いては、アメリカから登場した最新型の「YES」フォロワー!?
「The Smashing Pumpkins」のJimmy Chamberlin率いる
新たなるシンフォニック・ロックの旗手5人組
その名は「Skysaw」
2010年にミニ・アルバム『Great Civilizations』でデビューするも
当時は「This」というバンド名だった彼ら
プロデューサーは、なんとあのRoy Thomas Baker!!
Eddie Offordじゃない!!ってのがミソ!?
2011年にバンド名を「Skysaw」と変え、フルレンス・アルバム
『Great Civilizations』をリリース
「YES」の影響下にありながらも、デビュー作にもかかわらず
オリジナリティをしっかりと確立しているところがさすが
ラインナップは下記の通り
・Mike Reina(Vo)
・Anthony Pirog(G)
・Paul Wood(G)
・Boris Skalsky(B)
・Jimmy Chamberlin(Ds)
これだけのクオリティにもかかわらず、なぜか日本では
ほとんど未紹介!?
今回はじめて聴くかたも多いのでは!?
曲は“YES愛”満載の「Capsized Jackknifed Crisis」

さて、ここでいつものようにみなさんお待ちかねの
脱線ネタ!?をひとつ
ロシアの「YES」!?の異名をとる、知る人ぞ知る
知られざるシンフォニック・ロックの重鎮5人組
その名は「Ариэль」、英表記では「Ariel」
ラインナップは下記の通り
・Leo Gurov(G,Vo)
・Sergey Antonov(G)
・Valery Yarushin(B,Vo)
・Rostislav Geppe(Key,Flt,Vo)
・Sergey Sharikov(Key,Vo)
・Boris Kaplun(Ds,Vln,Vo)
楽曲のクォリティ、演奏力ともにかなりのハイレベル
いやはやロシア恐るべし
曲は、1978年の名作『Русские картинки』から
中盤~後半にかけて登場する圧巻の抒情パートが
胸を焦がす圧巻のナンバー「Народное гуляние」

続きまして、“YES”つながりのネタをもうひとつ!?
エストニアの「YES」!?の異名をとる、知る人ぞ知る
知られざるシンフォニック・ロックの重鎮5人組
その名は「Ruja」
ラインナップは下記の通り
・Urmas Alender(Vo)
・Jaanus Nogisto(G)
・Tiit Haagma(B)
・Margus Kappel(Key)
・Andrus Vaht(Ds)
楽曲のクォリティ、演奏力ともにかなりのハイレベル
いやはやエストニア恐るべし
曲は、1977年にリリースされた幻の4曲入りEP
「Ruja」から“YES愛”に満ち溢れた圧巻のナンバー
「Laul Naidendist」

さて、トリを飾るのは巷で話題騒然のスーパー・グループ!!
2012年に話題となった元「The Buggles」「YES」の
Trevor Hornのプロジェクト「The Producers」
その主要メンバーが新たに結成したシンフォニック・
ロック・トリオ
その名は「This Oceanic Feeling」
最近にわかに高まりつつある“プログレの復興!?”
まさにその“ニューウェイヴの旗手”と呼ぶにふさわしい彼ら
ラインナップは下記の通り
・Chris Braide(Vo,G,Key)
・Lee Pomeroy(B,G)
・Ash Sloan(Ds)
その斬新な彼らのサウンドをひとことで表現するなら
「90125 Yes」+「The Police」!?
とはいえ、ベースはもちろんChris譲りのバキバキ系
もちろん楽曲のクォリティ、演奏力ともに最高レベル
かつて“3分間プログレ”を謳いポップなプログレを
目指して登場した「ASIA」
案外方向性はいっしょだったりして!?
もしかしたらヒットチャートを席巻しちゃうかも!?
曲は、デビュー作『Universal Mind』から図らずも
Chrisの声がStingっぽい「Logotherapy」

“YESの遺伝子!?”いかがでしたか?
あらためてChris Squireというベーシストの偉大さを
思い知らされたねこちゃん
Chrisの奏でるあの硬質なベースの音は「YES」の
数々の名曲とともに永久に不滅
今日ご紹介したようなChrisから影響を受けた
さまざまなアーティストたちが彼のプレイを
きっと後世に継承してくれるハズ
May you rest in peace, Chris...I really miss you
これからも最新の音楽ネタや取って置きのネタを交え
ほかでは聴けないような音源をガンガン紹介するニャン!!
というわけで今週ご紹介しますのは、“YES”つながりで
アメリカ出身のシンフォニック・ロックの超新星5人組
その名は「Heliopolis」
バンド名はギリシャ語で「City Of The Sun」の意
「Gabble Ratchet」「Mars Hollow」「Ten Jinn」
といったバンドの元メンバーからなる強者5人組
ラインナップは下記の通り
・Scott Jones(Vo)
・Mike Matier(G)
・Kerry Chicoine(B)
・Matt Brown(Key)
・Jerry Beller(Ds)
デビュー作とは思えないほどの楽曲のクォリティ
演奏力を誇るマジで捨て曲一切なしの超強力盤!!
その昔、「Starcastle」の登場で狂喜したものですが
フォロワーのレベルがいまやこんなにも高いなんて!?
それは「Queen」のフォロワーにも言えるかも!?
例によって、惜しむらくはルックス!?
とはいえ、いやはやアメリカ恐るべし
曲は“YES愛”満載の劇的ナンバー「Take A Moment」
メロディック・ロック・ラヴァーズのみなさんは
問答無用の即買必至だニャン!!


「Heliopolis / Take A Moment」
『Heliopolis / City Of The Sun』

このブログは世界中から絶品のメロディック・ロックを厳選して
毎週金曜日にお届けしていきますので、どうぞご期待ください
See you next Friday!!
Keep on rockin'!!
伊藤政則FM FUJI ROCKADOM(日曜日にお引越し)
大貫憲章スペシャルブログBOOBEE
キャプテン和田「劇的メタル」

毎週金曜日は、「誰も知らない世界」でお楽しみください

先週のイギリス編に続き、今週はアメリカ編をお届けします

お約束の基本情報は、前回のブログをご参照ください

さて、今週オレっちがお届けするブログのキーワードは
ズバリ“YESの遺伝子!?”だニャン!!
最新ニュースとともに選りすぐりの取って置きの
音源を新旧織り交ぜてまとめて大特集!!
とはいえ、そこはやっぱり「ねこちゃんの部屋」

ほかでは聴けないような音源をドドーンとご紹介!!
まずはじめは、あまりにも悲しすぎるこの訃報から

あの「YES」の唯一のオリジナル・メンバーであり
孤高のベーシストChris Squireが白血病のため逝去

享年67歳って、マジで若すぎるニャン


先週のブログで「YES」の名作『Fragile』の幻の
“No Boat”盤の話題で盛りあがったばかりなのに

8月7日からスタートする北米ツアーは、代役として
Chrisと親交が深く、まるで弟か息子!?のように
可愛いがられていた愛弟子Billy Sherwoodが参加

愛器リッケンバッカー4001をバキバキと音を立て
ながら弾きまくる勇姿がもう2度と観れないなんて

今日のブログは“Tribute To Chris Squire”として
在りし日のChrisを偲びたいと思います

1966年に結成されたChrisの音楽的原点「The Syn」

1967年に解散後、Peter BanksとChrisが揃って参加
したのが「YES」の前身「Mabel Greer's Toyshop」

ラインナップは下記の通り

・Clive Bayley(Vo)
・Peter Banks(G)
・Chris Squire(B)
・Bob Hagger(Ds)
1968年にシンガーがJon Andersonに、ドラマーが
Bill Brufordに交代し、キーボードにTony Kayeを
迎え、バンド名も「YES」に変更

ここに伝説のスーパー・グループが誕生!!
サウンドは、これぞまさに“Pre-YES”
もうすでにChris独特の硬質なベースが確立!!
曲は、Chrisのベースがバキバキ!?に唸りまくる
圧巻のナンバー「Jeanetta」


Chrisのソロ・アルバムは意外にも1975年にリリース
された名作『Fish Out Of Water』のみ

この辺を紹介しても「ねこちゃんの部屋」らしくない!?
ということで、続いては、ほとんど未紹介の1981年に
リリースされたChrisとAlan Whiteの2人による幻の
クリスマス・シングル「Run With The Fox」

これがまた「YES」がメロハーを演ってる!?ってな感じの
珠玉のメロディック・ロック・ナンバー!!
Chrisのベースもバキバキのブリブリ!?
はじめて聴くかたも意外に多いのでは!?

ここからは、「YES」の遺伝子を継承するバンドを
新旧織り交ぜてご紹介

まずはリリースされたばかりの最新アルバムから

先日のブログでご紹介した再結成「Cherry Five」

その後身バンドである「Goblin」から派生した噂の
イタリアン・シンフォの精鋭5人組「Goblin Rebirth」

ラインナップは下記の通り

・Giacomo Anselmi(G)
・Fabio Pignatelli(B)
・Aidan Zammit(Key)
・Danilo Cherni(Key)
・Agostino Marangolo(Ds)
本作にはまるで「King Crimson」にChrisが加入した
かのような超強力なナンバーが!!
これがまた凄いのなんのって

曲は、彼らの最新作からChrisを想起させるベースが
唸りをあげる圧巻のナンバー「Evil In The Machine」


続いては、アメリカから登場した最新型の「YES」フォロワー!?
「The Smashing Pumpkins」のJimmy Chamberlin率いる
新たなるシンフォニック・ロックの旗手5人組

その名は「Skysaw」

2010年にミニ・アルバム『Great Civilizations』でデビューするも
当時は「This」というバンド名だった彼ら

プロデューサーは、なんとあのRoy Thomas Baker!!
Eddie Offordじゃない!!ってのがミソ!?
2011年にバンド名を「Skysaw」と変え、フルレンス・アルバム
『Great Civilizations』をリリース

「YES」の影響下にありながらも、デビュー作にもかかわらず
オリジナリティをしっかりと確立しているところがさすが

ラインナップは下記の通り

・Mike Reina(Vo)
・Anthony Pirog(G)
・Paul Wood(G)
・Boris Skalsky(B)
・Jimmy Chamberlin(Ds)
これだけのクオリティにもかかわらず、なぜか日本では
ほとんど未紹介!?
今回はじめて聴くかたも多いのでは!?
曲は“YES愛”満載の「Capsized Jackknifed Crisis」


さて、ここでいつものようにみなさんお待ちかねの
脱線ネタ!?をひとつ

ロシアの「YES」!?の異名をとる、知る人ぞ知る
知られざるシンフォニック・ロックの重鎮5人組

その名は「Ариэль」、英表記では「Ariel」

ラインナップは下記の通り

・Leo Gurov(G,Vo)
・Sergey Antonov(G)
・Valery Yarushin(B,Vo)
・Rostislav Geppe(Key,Flt,Vo)
・Sergey Sharikov(Key,Vo)
・Boris Kaplun(Ds,Vln,Vo)
楽曲のクォリティ、演奏力ともにかなりのハイレベル

いやはやロシア恐るべし

曲は、1978年の名作『Русские картинки』から

中盤~後半にかけて登場する圧巻の抒情パートが
胸を焦がす圧巻のナンバー「Народное гуляние」


続きまして、“YES”つながりのネタをもうひとつ!?
エストニアの「YES」!?の異名をとる、知る人ぞ知る
知られざるシンフォニック・ロックの重鎮5人組

その名は「Ruja」

ラインナップは下記の通り

・Urmas Alender(Vo)
・Jaanus Nogisto(G)
・Tiit Haagma(B)
・Margus Kappel(Key)
・Andrus Vaht(Ds)
楽曲のクォリティ、演奏力ともにかなりのハイレベル

いやはやエストニア恐るべし

曲は、1977年にリリースされた幻の4曲入りEP
「Ruja」から“YES愛”に満ち溢れた圧巻のナンバー
「Laul Naidendist」


さて、トリを飾るのは巷で話題騒然のスーパー・グループ!!
2012年に話題となった元「The Buggles」「YES」の
Trevor Hornのプロジェクト「The Producers」

その主要メンバーが新たに結成したシンフォニック・
ロック・トリオ

その名は「This Oceanic Feeling」

最近にわかに高まりつつある“プログレの復興!?”
まさにその“ニューウェイヴの旗手”と呼ぶにふさわしい彼ら

ラインナップは下記の通り

・Chris Braide(Vo,G,Key)
・Lee Pomeroy(B,G)
・Ash Sloan(Ds)
その斬新な彼らのサウンドをひとことで表現するなら

「90125 Yes」+「The Police」!?
とはいえ、ベースはもちろんChris譲りのバキバキ系

もちろん楽曲のクォリティ、演奏力ともに最高レベル

かつて“3分間プログレ”を謳いポップなプログレを
目指して登場した「ASIA」

案外方向性はいっしょだったりして!?
もしかしたらヒットチャートを席巻しちゃうかも!?
曲は、デビュー作『Universal Mind』から図らずも
Chrisの声がStingっぽい「Logotherapy」


“YESの遺伝子!?”いかがでしたか?
あらためてChris Squireというベーシストの偉大さを
思い知らされたねこちゃん

Chrisの奏でるあの硬質なベースの音は「YES」の
数々の名曲とともに永久に不滅

今日ご紹介したようなChrisから影響を受けた
さまざまなアーティストたちが彼のプレイを
きっと後世に継承してくれるハズ

May you rest in peace, Chris...I really miss you

これからも最新の音楽ネタや取って置きのネタを交え
ほかでは聴けないような音源をガンガン紹介するニャン!!
というわけで今週ご紹介しますのは、“YES”つながりで
アメリカ出身のシンフォニック・ロックの超新星5人組

その名は「Heliopolis」

バンド名はギリシャ語で「City Of The Sun」の意

「Gabble Ratchet」「Mars Hollow」「Ten Jinn」
といったバンドの元メンバーからなる強者5人組

ラインナップは下記の通り

・Scott Jones(Vo)
・Mike Matier(G)
・Kerry Chicoine(B)
・Matt Brown(Key)
・Jerry Beller(Ds)
デビュー作とは思えないほどの楽曲のクォリティ
演奏力を誇るマジで捨て曲一切なしの超強力盤!!
その昔、「Starcastle」の登場で狂喜したものですが
フォロワーのレベルがいまやこんなにも高いなんて!?
それは「Queen」のフォロワーにも言えるかも!?
例によって、惜しむらくはルックス!?
とはいえ、いやはやアメリカ恐るべし

曲は“YES愛”満載の劇的ナンバー「Take A Moment」

メロディック・ロック・ラヴァーズのみなさんは
問答無用の即買必至だニャン!!


「Heliopolis / Take A Moment」
『Heliopolis / City Of The Sun』

このブログは世界中から絶品のメロディック・ロックを厳選して
毎週金曜日にお届けしていきますので、どうぞご期待ください

See you next Friday!!
Keep on rockin'!!
伊藤政則FM FUJI ROCKADOM(日曜日にお引越し)
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キャプテン和田「劇的メタル」
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