2014年10月31日
Mads Langer & Tim Christensen
1週間のご無沙汰でした
毎週金曜日は、「誰も知らない世界」でお楽しみください
先週のセルビア編に続き、今週はデンマーク編をお届けします
まずはお約束の基本情報のご紹介から
デンマークは、ヨーロッパの中北部、スカンジナビアの南端に
位置し、シェラン島、フュン島、ユトランド半島など500以上の
島々からなる、アンデルセンを生んだことで知られるおとぎの国
面積は日本の九州とほぼ同じ、約4万3,000平方キロメートル
人口は約551万人、公用語はデンマーク語、通貨はデンマーク・
クローネ、首都はコペンハーゲン
デンマークのアーティストといえば、「The Savage Rose」
「Ache」「Secret Oyster」「Midnight Sun」などのプログレ系
メタル系では「Pretty Maids」「Royal Hunt」「Mercyful Fate」
「Fate」「DAD」「Dizzy Mizz Lizzy」といったところでしょうか
さて、今週は「Pink Floyd」の最新作にまつわるお話しです
全世界で累計2億5千万枚以上のセールスを誇り、ロック史に
偉大なる金字塔を打ち立てたプログレッシヴ・ロックの至宝
1994年に発売となったアルバム『The Division Bell』
あれから20年、長い沈黙を破り最新作『The Endless River』が
ついに完成
オリジナル・メンバーの3人、David Gilmour、Nick Mason
Richard Wrightにより、1994年に行なわれたセッションを
もとにレコーディング
その昔「Pink Floyd」は、EMIミュージック傘下のレーベル
「パーロフォン・レコード」と契約
ユニバーサルミュージックがEMIミュージック買収の際に
独禁法に触れるということで、パーロフォンを切り売り
ワーナーミュージックが買ったため、本作はワーナーから
肝心の内容ですが、先行シングル「Louder Than Words」を
聴いた限りでは、紛れもない「Pink Floyd」そのもの
もともと彼らにそんなに思い入れのないねこちゃんですが
意外にイイ線いっているので、これには正直ビックリ
往年の大物バンドが再結成してレコーディングした作品で
おお!!って思ったアルバムなんてほとんど皆無ですから
Davidの情念のギター・プレイもさることながら、Nickの
円熟味溢れるドラミング、いまは亡きRichardが奏でる
楽曲を優しく包み込むようなキーボード
「Pink Floyd」といえば、アートデザイン集団Hipgnosis
ロック・カヴァー・アート界の巨匠Storm Thorgersonの
デザインによる革新的なアートワークでもおなじみ
Stormが2013年に亡くなったことにともない、Hipgnosisで
数多くの傑作アートワークをStormとともに作り上げた盟友
Aubrey“Po”Powellが本作を担当
注目のアートワークは、弱冠18歳のエジプト人デジタル・
アーティストAhmed Emad Eldinの作品がベースとのこと
日本盤のみ「日本の歴代ディレクターが語るピンク・
フロイド秘話」オリジナル・ブックレット付きだとか
アナログLPの発売もあり、これはかなりイイ線いくかも
なんて思っていたら、英Amazonによれば、今年もっとも
予約されたアルバムなのだそう
これまでの記録は「Coldplay」の『Ghost Stories』
歴代第1位は「One Direction」の『Midnight Memories』
ですが、『The Endless River』は順調に枚数を増やして
いるので、このまま歴代第1位になる可能性もあるとのこと
こりゃエライこっちゃ!!
来日公演なんか決まった日には、もう日本中のプログレ・
ファンが大騒ぎになること請け合い
「Pink Floyd」をはじめ「AC / DC」「Rush」あたりが
大型フェスでトリ!!
なんてことにでもなったらさぁ大変
もうすでにクリマンあたりが画策してたりして
というわけで今週ご紹介するのは、デンマーク出身の
2人組「Mads Langer & Tim Christensen」です
ねこちゃんが敬愛するアーティストTim Christensenが
同郷の実力派シンガーソングライターMads Langerと
ともに結成したメロディック・ロック・ユニット
Timの紡ぎだす抒情サウンドの魅力は、なんといっても
淡い郷愁を誘うビートリッシュなメロディ
そして、ここぞ!!とばかりに哀愁を増幅するMellotron
その昔、オリジナルの「誰も知らない世界」では、Timが
Mellotronで参加した『Kashmir / The Good Life』を紹介
Timは「Mew」「Swan Lee」の作品にもMellotronで参加
のちに「Mew」のJohan Wohlertと「Swan Lee」のシンガー
Pernille Rosendahlは、あの巨匠Roy Thomas Bakerの
プロデュースによる、ねこちゃんのフェイヴァリット・バンドの
ひとつ「The Storm」を結成
Timを追いかけているうちに、数々の素晴らしいバンドに
出逢うことができたねこちゃん
とはいえ、ここ日本におけるTimは過小評価もいいところ
おそらくTimの楽曲が聴けるのは、政則さんのラジオ番組と
このブログだけかも
というわけで、今日お届けしますのは、最新EPから感動の
メロディック・ナンバー「Chasing Comets~Side Effects」です
この曲のためにアルバムを買っても損はないと断言します
フル・アルバムがいまから待ち遠しいなっし~
興味のあるかたはこちらをチェック⇒新宿レコード
マダム、ご主人、陽一郎さん、元気ですか?
「音楽」はひとの心を豊かにしてくれる魔法です
「音楽」で世界中の人々の心がひとつになれますように
このブログは世界中から絶品のメロディック・ロックを厳選して
毎週金曜日にお届けしていきますので、どうぞご期待ください
See you next Friday!!
Keep on rockin'!!


「Chasing Comets~Side Effects」
『Side Effects』

「Pink Floyd / Louder Than Words」
『Pink Floyd / The Endless River』

伊藤政則FM FUJI ROCKADOM(日曜日にお引越し)
大貫憲章スペシャルブログBOOBEE
キャプテン和田「劇的メタル」

毎週金曜日は、「誰も知らない世界」でお楽しみください

先週のセルビア編に続き、今週はデンマーク編をお届けします

まずはお約束の基本情報のご紹介から

デンマークは、ヨーロッパの中北部、スカンジナビアの南端に
位置し、シェラン島、フュン島、ユトランド半島など500以上の
島々からなる、アンデルセンを生んだことで知られるおとぎの国

面積は日本の九州とほぼ同じ、約4万3,000平方キロメートル
人口は約551万人、公用語はデンマーク語、通貨はデンマーク・
クローネ、首都はコペンハーゲン

デンマークのアーティストといえば、「The Savage Rose」
「Ache」「Secret Oyster」「Midnight Sun」などのプログレ系

メタル系では「Pretty Maids」「Royal Hunt」「Mercyful Fate」
「Fate」「DAD」「Dizzy Mizz Lizzy」といったところでしょうか

さて、今週は「Pink Floyd」の最新作にまつわるお話しです

全世界で累計2億5千万枚以上のセールスを誇り、ロック史に
偉大なる金字塔を打ち立てたプログレッシヴ・ロックの至宝

1994年に発売となったアルバム『The Division Bell』

あれから20年、長い沈黙を破り最新作『The Endless River』が
ついに完成

オリジナル・メンバーの3人、David Gilmour、Nick Mason
Richard Wrightにより、1994年に行なわれたセッションを
もとにレコーディング

その昔「Pink Floyd」は、EMIミュージック傘下のレーベル
「パーロフォン・レコード」と契約

ユニバーサルミュージックがEMIミュージック買収の際に
独禁法に触れるということで、パーロフォンを切り売り

ワーナーミュージックが買ったため、本作はワーナーから

肝心の内容ですが、先行シングル「Louder Than Words」を
聴いた限りでは、紛れもない「Pink Floyd」そのもの

もともと彼らにそんなに思い入れのないねこちゃんですが
意外にイイ線いっているので、これには正直ビックリ

往年の大物バンドが再結成してレコーディングした作品で
おお!!って思ったアルバムなんてほとんど皆無ですから

Davidの情念のギター・プレイもさることながら、Nickの
円熟味溢れるドラミング、いまは亡きRichardが奏でる
楽曲を優しく包み込むようなキーボード

「Pink Floyd」といえば、アートデザイン集団Hipgnosis

ロック・カヴァー・アート界の巨匠Storm Thorgersonの
デザインによる革新的なアートワークでもおなじみ

Stormが2013年に亡くなったことにともない、Hipgnosisで
数多くの傑作アートワークをStormとともに作り上げた盟友
Aubrey“Po”Powellが本作を担当

注目のアートワークは、弱冠18歳のエジプト人デジタル・
アーティストAhmed Emad Eldinの作品がベースとのこと

日本盤のみ「日本の歴代ディレクターが語るピンク・
フロイド秘話」オリジナル・ブックレット付きだとか

アナログLPの発売もあり、これはかなりイイ線いくかも

なんて思っていたら、英Amazonによれば、今年もっとも
予約されたアルバムなのだそう

これまでの記録は「Coldplay」の『Ghost Stories』

歴代第1位は「One Direction」の『Midnight Memories』

ですが、『The Endless River』は順調に枚数を増やして
いるので、このまま歴代第1位になる可能性もあるとのこと

こりゃエライこっちゃ!!
来日公演なんか決まった日には、もう日本中のプログレ・
ファンが大騒ぎになること請け合い

「Pink Floyd」をはじめ「AC / DC」「Rush」あたりが
大型フェスでトリ!!
なんてことにでもなったらさぁ大変

もうすでにクリマンあたりが画策してたりして

というわけで今週ご紹介するのは、デンマーク出身の
2人組「Mads Langer & Tim Christensen」です

ねこちゃんが敬愛するアーティストTim Christensenが
同郷の実力派シンガーソングライターMads Langerと
ともに結成したメロディック・ロック・ユニット

Timの紡ぎだす抒情サウンドの魅力は、なんといっても
淡い郷愁を誘うビートリッシュなメロディ

そして、ここぞ!!とばかりに哀愁を増幅するMellotron

その昔、オリジナルの「誰も知らない世界」では、Timが
Mellotronで参加した『Kashmir / The Good Life』を紹介

Timは「Mew」「Swan Lee」の作品にもMellotronで参加

のちに「Mew」のJohan Wohlertと「Swan Lee」のシンガー
Pernille Rosendahlは、あの巨匠Roy Thomas Bakerの
プロデュースによる、ねこちゃんのフェイヴァリット・バンドの
ひとつ「The Storm」を結成

Timを追いかけているうちに、数々の素晴らしいバンドに
出逢うことができたねこちゃん

とはいえ、ここ日本におけるTimは過小評価もいいところ

おそらくTimの楽曲が聴けるのは、政則さんのラジオ番組と
このブログだけかも

というわけで、今日お届けしますのは、最新EPから感動の
メロディック・ナンバー「Chasing Comets~Side Effects」です

この曲のためにアルバムを買っても損はないと断言します

フル・アルバムがいまから待ち遠しいなっし~

興味のあるかたはこちらをチェック⇒新宿レコード
マダム、ご主人、陽一郎さん、元気ですか?
「音楽」はひとの心を豊かにしてくれる魔法です

「音楽」で世界中の人々の心がひとつになれますように

このブログは世界中から絶品のメロディック・ロックを厳選して
毎週金曜日にお届けしていきますので、どうぞご期待ください

See you next Friday!!
Keep on rockin'!!


「Chasing Comets~Side Effects」
『Side Effects』

「Pink Floyd / Louder Than Words」
『Pink Floyd / The Endless River』

伊藤政則FM FUJI ROCKADOM(日曜日にお引越し)
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キャプテン和田「劇的メタル」