2014年05月09日
Starchild
1週間のご無沙汰でした
毎週金曜日は、「誰も知らない世界」でお楽しみください
先週のアルゼンチン編に続き、今週はふたたびドイツ編です
お約束の基本情報は、前回のブログをご参照ください
前回のドイツ編では、ドイツといえば「Fair Warning」
ということで、ねこちゃんの担当ディレクター奮闘記を
お届けしました
「Fair Warning」は、1992年にWEAから鮮烈な
デビューを飾ったメロディック・ロックの最高峰
1st、2ndはいまでもねこちゃんのお気に入り
数年後にまさかねこちゃんがレコード会社でこのバンドの
担当ディレクターになるとは夢にも思っていませんでした
好きなバンドを担当することができて、羨ましいなぁと
思われるかもしれませんが、決して楽しいことだけでは
ありませんでした
バブル絶頂期をひた走り、シーンを牽引していたゼロ・
コーポレーションをみなさんご記憶でしょうか?
彼らは親会社である公文教育研究会の豊富な資金力が
根本にあり、すべてにおける予算の掛け方が桁違い
のちにその破格の契約金、宣伝費、経費などが仇となり
失速につながったようですが
そのレーベル閉鎖となったゼロ・コーポレーションから
「Fair Warning」は無謀にも立ち上げて間もない新興
レーベルに移籍することに
わかってはいましたが、3rdアルバム『Go!』のときの
破格の扱いと、バンドからことごとく比較されました
もちろん自分のディレクターとしての経験不足も露呈
信頼関係が揺らぎ、メンバーからは叱咤激励が
担当ディレクターにとって、これほど悲しくみじめな
ことはなく、悔し涙に暮れたことを憶えています
当時、ディレクターとして駆け出しだったねこちゃん
いま思えば、あのときにメジャー・レーベル並みの
レベルの高いことをバンドから求められたおかげで
ディレクターとして成長できたのだと思います
「Fair Warning」を担当したことで、多くのことを学び
人脈を築き、そしてあのときの“悔しさ”がバネとなり
いまの自分があるといっても過言ではありません
華やかに見えるディレクター稼業ですが、裏側には
じつは辛いこともたくさんあるのです
というわけで、このところドイツ編が続いていますが
今週ご紹介するのは、ドイツ出身のメロディック・ロックの
精鋭4人組「Starchild」です
「Starchild」といえば、1978年にリリースされたレア盤
『Children Of The Stars』で知られるカナダが誇る
いにしえのメロディック・ロック・バンドを思い出すのは
ねこちゃんだけでしょうか
今回の「Starchild」は、その昔、ねこちゃんが担当した
メロディック・ロックの雄「Zillion」のSandro Giampietro
Jens Beckerが中心となり、2012年に結成
注目のラインナップは下記の通り
・Sandro Giampietro(Vo, G)
・Jens Becker(B)
・Michael Ehre(Ds)
・Lina Dobrynina(Vln)
「Gamma Ray」などでの活躍で知られるMichael Ehreの
ドラミングが強力なのは言うにおよばず、アルバムには、
スペシャル・ゲストとしてあのMichael Kiskeが参加
楽曲のクォリティ、演奏力ともに文句なしで、Sandroが
楽曲提供している「Unisonic」レベルのカッコよさ
というわけで今日は、デビュー作『Starchild』から
Sandroの歌がキスケっぽい圧巻のキラー・チューン
「It's My Race」をお届けします
この1曲のためにアルバムを買っても損はないと断言します
「音楽」はひとの心を豊かにしてくれる魔法です
「音楽」で世界中の人々の心がひとつになれますように
このブログは世界中から絶品のメロディック・ロックを厳選して
毎週金曜日にお届けしていきますので、どうぞご期待ください
See you next Friday!!
Keep on rockin'!!


「Starchild / It's My Race」
アルバム『Starchild』

Starchild Official Site
伊藤政則FM FUJI ROCKADOM(日曜日にお引越し)
大貫憲章スペシャルブログBOOBEE
FM横浜「キャプテン和田のRock Drive」

毎週金曜日は、「誰も知らない世界」でお楽しみください

先週のアルゼンチン編に続き、今週はふたたびドイツ編です

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前回のドイツ編では、ドイツといえば「Fair Warning」
ということで、ねこちゃんの担当ディレクター奮闘記を
お届けしました

「Fair Warning」は、1992年にWEAから鮮烈な
デビューを飾ったメロディック・ロックの最高峰

1st、2ndはいまでもねこちゃんのお気に入り

数年後にまさかねこちゃんがレコード会社でこのバンドの
担当ディレクターになるとは夢にも思っていませんでした

好きなバンドを担当することができて、羨ましいなぁと
思われるかもしれませんが、決して楽しいことだけでは
ありませんでした

バブル絶頂期をひた走り、シーンを牽引していたゼロ・
コーポレーションをみなさんご記憶でしょうか?
彼らは親会社である公文教育研究会の豊富な資金力が
根本にあり、すべてにおける予算の掛け方が桁違い

のちにその破格の契約金、宣伝費、経費などが仇となり
失速につながったようですが

そのレーベル閉鎖となったゼロ・コーポレーションから
「Fair Warning」は無謀にも立ち上げて間もない新興
レーベルに移籍することに

わかってはいましたが、3rdアルバム『Go!』のときの
破格の扱いと、バンドからことごとく比較されました

もちろん自分のディレクターとしての経験不足も露呈

信頼関係が揺らぎ、メンバーからは叱咤激励が

担当ディレクターにとって、これほど悲しくみじめな
ことはなく、悔し涙に暮れたことを憶えています

当時、ディレクターとして駆け出しだったねこちゃん

いま思えば、あのときにメジャー・レーベル並みの
レベルの高いことをバンドから求められたおかげで
ディレクターとして成長できたのだと思います

「Fair Warning」を担当したことで、多くのことを学び
人脈を築き、そしてあのときの“悔しさ”がバネとなり
いまの自分があるといっても過言ではありません

華やかに見えるディレクター稼業ですが、裏側には
じつは辛いこともたくさんあるのです

というわけで、このところドイツ編が続いていますが
今週ご紹介するのは、ドイツ出身のメロディック・ロックの
精鋭4人組「Starchild」です

「Starchild」といえば、1978年にリリースされたレア盤
『Children Of The Stars』で知られるカナダが誇る
いにしえのメロディック・ロック・バンドを思い出すのは
ねこちゃんだけでしょうか

今回の「Starchild」は、その昔、ねこちゃんが担当した
メロディック・ロックの雄「Zillion」のSandro Giampietro
Jens Beckerが中心となり、2012年に結成

注目のラインナップは下記の通り

・Sandro Giampietro(Vo, G)
・Jens Becker(B)
・Michael Ehre(Ds)
・Lina Dobrynina(Vln)
「Gamma Ray」などでの活躍で知られるMichael Ehreの
ドラミングが強力なのは言うにおよばず、アルバムには、
スペシャル・ゲストとしてあのMichael Kiskeが参加

楽曲のクォリティ、演奏力ともに文句なしで、Sandroが
楽曲提供している「Unisonic」レベルのカッコよさ

というわけで今日は、デビュー作『Starchild』から
Sandroの歌がキスケっぽい圧巻のキラー・チューン
「It's My Race」をお届けします

この1曲のためにアルバムを買っても損はないと断言します

「音楽」はひとの心を豊かにしてくれる魔法です

「音楽」で世界中の人々の心がひとつになれますように

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See you next Friday!!
Keep on rockin'!!


「Starchild / It's My Race」
アルバム『Starchild』

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